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苦かった結婚生活

おやす

昔から社会に馴じめず葛藤しながら生きてきました。世の中の風向きが変わり、私のような馴じめない派の人間が生きやすい世の中に変わりつつあります。心機一転人生を変えたくてブログを始めました。変わり者のおばさんですがよろしければ見ていってください。

私は16年間くらい結婚していた時期がありました

もう随分昔のことです

結婚生活はなんだかなぁ…と、いった感じでしたねぇ

どんよりとした冴えない毎日…

一言でいうとパッとしない人生の前半だった

とでもいった感じでしょうか

 

暗い毎日

元旦那さんは外面はすごくいいのですが、家の中では全く違っていて

自分の世界に閉じこもり、いっさい育児や家事には関わらない人で

会話も必要最低限なことだけ

仕事以外の時間は100%自分の自由時間に使ってました

夜は、食事しながら雑誌見る→寝る→ゲーム→雑誌→テレビ→

お風呂→寝るみたいなルーテインでした

 

これは私が思う普通ですが、子供が小さい時などは仕事から帰ると

まず子供の顔を見てあやしたり抱きかかえたりするものだと

思っていたし夫婦の会話もあると思っていたので何が何だか

わかりませんでした

 

わりと真面目でいい人そうだったし、そこまで好きではなかったけれど

適齢期になってたし、実家を出たい気持ちもあった

こんな私を選んでくれたんだからいいかなと思った

こんな理由で結婚を決めた私も非はありましたね

 

でもこんな人だったっけ?

結婚前の優しかった彼はどこ行った?

 

疲れ切った毎日

私が育児で睡眠時間が取れなくて、その上抱き癖がついて昼間もずっと

抱いていて疲れ切ってた時期も全く協力がなかった

私が一人でお風呂に入れて上がったら子供に服を着せて急いで自分も服を着て

ミルクを飲ませてその後もずっと抱いて…いったい私はいつ眠っていたんだろうと

思います

 

子供が成長していくにつれて可愛いがるようになるかなと思ってましたが

全く変わらず一度も自分から子供を抱いたりすることはなかったし

一緒に遊んでやることもなかった

それよりも自分の自由な時間を優先する人だった

家の中は会話もなく暗くて楽しい雰囲気とは程遠かったと思います

 

耐える日々

子供が生まれて一年くらい経った頃から離婚したいと思うようになりました

周りの幸せそうなご家族、特にお父さんが朝お子さんを抱えて保育園に

連れて入られてるところや、スーパーで楽しそうに買い物をしてらっしゃる

ところなどを目にすると、心の底からいいなぁと思ったものでした

 

親に相談しても

「どこの夫婦だって表に出してないだけで何かしらあるんだから

我慢しなさい、それが子供の為なんだから」とか

「仮面夫婦なんて世の中たくさんいるのよ、○○ちゃんだってきっとそうよ

あの子は賢いから人前では仲良く振る舞ってるのよ、あなたも見習いなさい」

とか言われて、うまくかわされてたというか言いくるめられてました

 

元旦那さんのご両親も私の気持ちに気づいてらっしゃったと思いますが

世間体を気にされる家だったので知らない素振りでした

というか元旦那さんは別に離婚したいと思ってなくて私が一方的に

思ってただけなので元旦那さん側にしてみれば結婚生活において

不都合はなかったから特に問題にする必要もないのです

 

灰色だった

そのうち私の心はどんどん病んでいった

闇の中で暮らしているようで、こんな生活一生続けるんだと思うと

消えてなくなりたいとか、映画のタイトルにもありましたが

私は貝になりたい、誰とも会わず誰とも話さず一人で静かに一生を

終えたいなどと考えるようになりました

仕事をしていたんですが失敗が多くなり、毎日のようにミスをするようになり

もうダメだ、もうどうなってもいい何もかも終わりにしてやる

と思い23年勤めた会社に退職願を提出しました

 

もう限界でした

頭痛や、やる気のなさ朝起きたくないなどの症状もあったので

もう何もかもが無理でした

 

あの頃はずっといつ死んでもいいけど子供がいるから死ねないと思って

生きていました

思いつめていたんですよね

真面目か‼

 

念願の離婚

この1年後に離婚しました

元旦那さんは最初はとりあってくれませんでしたが、何度も言って

やっと承諾してくれました

 

さっさと別れていれば心を病んで何もかもいやになることもなかったのかも

知れません

 

しかしこれも生まれる前に決めてきた筋書き通りだったとしたら?

と、考えたりします

そして「もうちょっとましな筋書きなかったの?冴えなさ過ぎない?」

などとつっこんだりしています

 

晩年は自由をテーマに生きる

その後の人生もいろいろありましたが、私の人生の前半は

耐えるとか我慢をテーマにしたストーリーなのかなと思います

そして後半、これまで地味ーな人生を歩んできてお金もなければ

才能もない、友達なし、これといった特技もなし、そんな何もない

おばさんがこれまで我慢して押しころしていた自分をどんどん出して

解放していき幸せをつかんでいくのです

どんな人生をみせてくれるのかこれからが楽しみです

ここまでお読みくださりありがとうございました

ではでは